2019-05-07
新元号「令和」
おめでとうございます。ながーいGWも明け仕事に向かう足取りが重い方もいらっしゃるのではないでしょうか?仕事よりGWのほうが疲れたという話もちらほら耳にしますが幸せな悩みだと思い聞き流しております。
少しずつ気温も高くなり過ごしやすくなってきていますが無理は禁物。長期休みの後なのでできるだけゆっくり体を慣らしていきたいですね。
さて、本日は約半年間をかけて改修工事が終わりました現場を紹介したいと思います。和歌山県の三尾という地にあるお寺なんですが21号の被害により屋根と天井が崩落し人が室内に入れないような状況にまで傷んでしまっていました。
始まりは屋根の解体でした。立派で歴史のあるお寺なので屋根も大きく解体作業で約一ヶ月半近くかかりました。改定途中に雨が降ると直接室内に入り込んでしまうので何度もシートをかぶせに行きました。
室内は崩落した土や木材が散乱しておりましたが少しずつ処分し傷んだ漆喰壁や床、畳を改修していきました。
さらに和歌山県出身の画家・西垣至剛(にしがきよしたか)さんに歴史ある建物にさらに新しい歴史の1ページを入口上部の漆喰壁面に描いていただきました。(鳳凰飛場図 約1.3m×13m)
まだまだ書きたいことはありますが、ここでは足りないのでこのぐらいにとどめておきます。
皆さんも三尾に足を運んで一度見てください。写真では伝わらない雰囲気を感じることができます。
最後に、協力いただいた住職様、奥様、近隣住民のみなさま、職人さんありがとうございました。